こんな方におすすめ
- デイトレードをされている方
- ニュージー系、オージー系でトレードされている方
- チャート分析をされている方
日足を軸にという固定概念を時には捨てる
私はこれまでに何冊もFXに関する本を読み、勉強してきて多くの本に『相場は日足から見る』、『日足を軸に考える』というような内容を目にしてきて、それを参考にトレードをしてきました。
そして、今回トレードを行ったニュージー円も日足を見ると上昇トレンドが形成されており、一般的なセオリーから考えるとロングで順張りすることが本の内容と合致するかもしれません。
しかし、毎回日足を軸にトレードをしていても中々利益を残すことが出来ません。
たしかにチャートを日足で広く見ると長い間上昇トレンドが続いていることがわかるので、ロングでエントリーを狙っていくことが無難にも見えますが、エントリーするときに一番大事なのは直近の強い流れに乗ることです。
直近の流れは日足からでは中々判断しづらいので、この辺りは時間足を変えて見ていく必要はあり、今回のトレードは日足からは見えてこなかった、直近の強い下落の流れを掴みショートでトレードして利益を得ています。
このように、時には日足の軸を捨てて柔軟にトレードすることも非常に大事です。
段々見えてくる下落の勢い
4時間足に変えると日足とは少し違う印象受ける人が多いのではないでしょうか。
はじめに目に付くのは右側の下落の勢いが強いこと事、次に気づくのは下落を始めたポイントが前回の高値に抑えられたような形で反発してることの2点です。
特に下落の勢いがここまで強かったことは、日足だけでは気づけなかったことだと思いますし、この状況でロングでエントリーすることが結構リスキーなことに感じてきますよね。
どっちかと言ったら今は下落の勢いの方が強いし、ショートでエントリーした方が無難なような・・・・ということを考え始める方も多いはずで、これはが先ほど言っていた直近の強いん流れに乗るということです。
かといってすぐにショートでエントリーするのは少し危険です。
日足の軸を時はには捨てることが大事と話してきましたが、これまで長く上昇トレンドが続いたことで買い需要が高いことも事実です。
なので、勢い任せにショートでエントリーしても焼かれる可能性が高いです。
こういう時は更に深堀をしていき、相場心理を洞察していきまだ下落が続きそうなであれば、エントリーという流れになります。
取り残されたトレーダーがかわいそう・・
今回の下落をさらに詳しく判断していくために30分足に移って参りました。
ここまでの下落は高値から反発してぼちぼち勢いよく下落し、その後レンジ相場の状態が続いたのですが、再度勢いよく下落しています。
レンジ相場から上にチャートが動いていたら、今回ショートでトレードすることはなかったのですが、レンジから下に抜け出したことで買い遅れたトレーダー達が損失を抱え始めたのがチャート上から判断でき、更にこの抜けだしは勢いがあります。
こういう時は自分自身の経験上、そろそろ戻ってくると思っていても中々戻ってこずどんどんマイナスが膨らんでいきます。
それを横目にプラスを伸ばしていく方々いるわけなので、ここは利益を伸ばしていっている下落方向、つまりショートでエントリー執行という判断を私はここで下しました。
下落の勢いはエントリーしてからも止まらない
先ほどの判断でエントリーをしました。
エントリーしてからも下落は休まることなく続き、数時間後に80pipsで利確することが出来ました。
利確後も様子を見ていますが、下落の勢いは止まることがなく現在は75.600あたりまで下げているので、こうした所からも直近の勢いをしっかりとらえることは大事であることが理解できると思います。
まとめ
今回のまとめ
- 日足にこだわりすぎない
- 直近の勢いが最も大事
- 相場は時間足を変えて、多角的に見る
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