

こんな方におすすめ
- myfxbookでEAの成績を見たいが見方や使い方がわからない方
- これからmyfxbookを使ってみようと考えている方
- FXの成績をデータとして統計を出したり、なにかにまとめようと考えている方
無料EA紹介ページに載せているEAの実績のチャートは「myfxbook(マイエフエックスブック)」というサービスを利用しています。
このmyfxbookは無料で公開されていて、世界中のFX自動売買(EA)クリエイターやトレーダーにFXトレード実績の公開をする為のツールとして愛用されています。

myfxbookでできる事は簡単に紹介すると以下の通り。
EAの成績などの公開用で利用している方もいますが、自分自身のFXトレードやEAの管理をする上でも様々なトレードデータを自動で集計可能で、視覚的にわかりやすく表示しれくれる為、無料のサイトながらFXトレーダーにとって非常に有益なのがこのmyfxbook。
今回はこのmyfxbookの見方について説明していきます。公開者による公開範囲設定によって、表示される項目は変わってきますので参考にしてください。
myfxbook(マイエフエックスブック)での実績の見方
それでは、早速myfxbookの見方を説明します。
まずは以下のようなmyfxbookのウィジェットをクリックします。
こちらは本サイト上で人気EAのExy-2 Robo-DestroyのEA実績です。
本サイト上でも無料公開EA(FX自動売買システム)一覧や各EAの詳細ページなどに上記のようなmyfxbookのウィジェット(クリックできるようなチャート)を設置しています。
これらのmyfxbookウィジェットをクリックするとmyfxbookのページに移動します。
移動すると以下のように広告が出ることがありますので、広告右上の×をクリックして閉じましょう。
※myfxbookは無料で利用できる高性能なサイトなだけに、広告が結構出ますが我慢です。
広告を閉じると以下のようなmyfxbookのトレード実績ページになります。
このmyfxbookは、MT4と連携してトレード実績をリアルタイムで更新・公開できる機能を持っています。
その為、利用しているFX自動売買(EA)の情報や、プロトレーダーのトレード実績などが確認できます。
初期設定が英語になっている場合がありますので、myfxbookの表示を日本語に変えたい場合は本ページ後半を参考にしてください。
上記で大体のmyfxbookの情報はわかるかもしれませんが、それぞれの項目について説明します。
①利用しているFX会社情報
myfxbook見るポイントを紹介していきます。
まずは左上の利用しているFX会社情報について。
左上から、ポートフォリオ名。
こちらはFX自動売買のEA名やトレード手法名など、設定者が識別する為の名前です。
次に下段の左から、口座種別ですが、リアル口座・デモ口座などとベースにしている通貨種別。
隣が利用しているFX会社名です。この場合はFXDDを利用しているという事になります。
「基本的な」や「自動化された」は日本語化されているのでわかりづらいですが、myfxbook公開者が設定した種別でFX自動売買(EA)かFX裁量トレードか、どちらもか。などの識別用と思ってください。
その隣がFX会社で設定しているレバレッジ。
この場合は1:200、200倍のレバレッジとなっています。
一番右側はMetaTrader4(MT4)を利用しているという事です。
②公開しているFX口座はMT4と認証済かどうか
公開しているFX口座はMT4と認証済かどうか。
というところがmyfxbook右上のこの項目です。
検証済みの実績、検証済みのトレーディング権限の左側に緑色のチェックが入っていることで、myfxbookで公開されている情報は公開者のMT4の実績とリンクされていて認証済であると判断することができます。
③各種FX自動売買やトレード運用情報、概要
myfxbookの左側には、FX自動売買(EA)やFXトレードの運用情報や概要が表示されます。
タブが3つありますが、基本的には「stats」タブを見ることで情報が確認できます。
Generalタブは①使用しているFX会社情報とほぼ同様です。
④成長率やFXでの損益チャート情報
myfxbookのチャートはタブが「成長」「残高」「損益」「ドローダウン」の4種類表示することができます。
⑤各種FXトレード情報
この、トレーディング情報は、myfxbookで表示されるFX自動売買(EA)の各種トレード情報であり、有効な情報がわかるといえる部分です。
「Periods」「Goals」「Browser」の3つのタブがあります。
Periodsでは、today(日次)、This Week(週次)、This Month(月次)、This Year(年次)のFXトレード実績が表示されます。
トレード当時のエントリー状況などを確認しやすいのが、実はこのトレーディング内のBrowserタブ。
開くと以下のようなチャート画面になります。
こちらは、どこでFX自動売買(EA)がエントリーをしたのか。MT4のように様々な時間足で、通貨ペア毎に表示をすることが可能になっています。
トレード開始時のところに「S(Sell、売り注文)」「B(buy、かい注文)」の丸がチャート上に表示されます。
チャート上でエントリーとエグジットが見える為、直感的にどういったタイプのEAなのかを判断することが可能なのと、それぞれの「S」や「B」をクリックすることでトレード詳細を確認することが可能です。
myfxbookの中でも視覚的にEAの特徴がわかりやすい機能なのではないでしょうか。
⑥myfxbook稼働後のFX自動売買の詳細な統計データ
詳細統計では、myfxbook稼働後のFX自動売買(EA)の詳細な統計データが確認できます。
タブは7個設置されていて、「歩み」「概要」「毎時」「日次」「破産リスク」「期間」「MAE/MFE」の項目があります。
⑦FX自動売買(EA)の1回毎のトレード情報
myfxbook下のほうのトレーディング活動という項目では、FX自動売買(EA)の一回ごとのトレード情報や、現在保有中のトレードポジションなどを表示することができます。
「保有中のポジション」「オープンオーダー」「履歴」「Exposure」の4つのタブがあります。
⑧myfxbookに表示できるFX月次分析
myfxbookには、月次分析として、棒グラフでのFX自動売買((EA)の月次トレードを表示する機能があります。
実績が溜まってくる毎に、月の選択や年度の選択が確認できるようになります。
⑨関連しているEAなどポートフォリオ情報
一番下に表示されているのは、公開者が現在myfxbookに公開している他のFX自動売買(EA)やトレードに関するポートフォリオへの関連リンクです。
同じEA公開者の他のシステムのトレード結果や運用実績を見る場合に利用します。
myfxbookのページを日本語で表示する為の方法
myfxbookは海外のサイトですので、初回に確認した際は全て英語での表示になっている場合があります。
その際は、見やすいようにmyfxbookを日本語表示に変更してみましょう。
myfxbookページの一番下に、表示言語の選択ボタンがあります。
Englishと表示されているところをクリックすると各国の国旗と国名が表示されます。
その中から日本語を選択してクリックしましょう。
すると、上記のようにmyfxbookページ全体が日本語の表示に切り替わります。
各種EAの実績などのパラメータの部分も英語から日本語に変換されます。
myfxbookのスマホ表示と見方、スマホアプリについて
myfxbookはスマホでも表示が可能です。基本的にはスマホ特有のレスポンシブル表示ではなく、パソコンでアクセスした時と同じ表示になります。
指先で各種詳細データの拡大縮小もできますし、使いやすいと思います。
myfxbookのスマホアプリについて
myfxbookにはスマホアプリもあります。
こちらは、自分で無料アカウントを作成してFX裁量やEAのトレード履歴を残したいトレーダーの方向けのアプリです。
ご自身のトレードをmyfxbookで分析をしたいという方は利用を検討してもいいでしょう。

myfxbookではフォワードテスト(稼働してのテスト)結果がわかる
myfxbookの情報を見ることで、実際にFX自動売買システム(EA)をMT4で動作させているデータを見ることができます。
MT4のストラテジーテスター機能を利用してバックテストのデータと合わせて、myfxbookのEA運用状況を確認することで実際のFX自動売買の最近の動作はどうなのかを知ることができます。
こういった観点から、myfxbookは公平性や透明性が高くEAを開発している人や、トレーダー。そして、より良い結果が出るEAを探している人にとっても有効なシステムと言われています。
サイト上部のメニュー内に、自分のMT4と連携させたり、コミュニティや自動売買の情報などもありますので、気になる方はチェックしてみてください。

まとめ
今回、myfxookの見方・使い方について紹介しました。
FX自動売買(EA)に限らず、FXでのトレードでは未来の相場を予測することはできません。
しかし、これらのmyfxbookで公開されているFXの取引データを確認することで使おうか迷っているEAの状況を確認しやすく比較検討に使えますので、簡単な見方は覚えておくといいでしょう。
myfxbookの見方まとめ
- EAやFXトレーダーの取引など、公開されているMT4のトレードデータを確認することができる。
- 詳細なFX売買履歴、売買ポイントを通貨ペアごとにチャート上で確認できる。
- myfxbookはEAのフォワードテストとして信頼度のパロメーターになる。
- 英語、日本語だけでなく、色々な言語で表示ができる。
このmyfxbook。特に使いたいFX自動売買(EA)で公開されているかどうか。
そのEAの成績はどうかなど、確認する上で重宝しますので、見方がわからない場合は、またこのページを参考にしてください。
本サイト上に公開している、各種無料のFX自動売買(EA)や利用の流れはこちらから確認いただけます。
MT4のバックテスト状況やmyfxbookのデータも公開していますので、参考にしてください。