博士のドル円相場分析第二回。
それでは、早速8月4週目のドル円相場に関して、MT4のチャートを見ていきます。
テクニカル分析で見た8月4週目のドル円
現在のドル円相場のH4チャート(4時間足)です。
前回のFX相場分析8月3週目の投稿で突発的に大きく動いては、ゆったりと下がっていく相場が続いていることを記述しましたが、今回の場合は少し最近のドル円相場の様子とは違うようです。
チャート上赤枠で囲った箇所では上髭が長く、そこから下げていくように思えたのですが、今回のドル円はそうはならずそこからジリジリとレートを上げてきています。
今後はドル円の最近の抵抗となっているラインを超え、赤丸で示したEMAを超えてくるともしかしたら上昇トレンドになってくるかもしれないですね。
ファンダメンタルズ的に相場を取り巻く環境
ドル円は上記のチャートでもあるとおり、8月12日に105.05円の安値を付けて年初来安値だった104.87円にかなり接近した状況です。
14日時点でいったん106円台に戻してきているといった状況ですが、このドル円が反落した原因はなんだったのか。
ドル円を反落させたのは、8月1日のアメリカトランプ大統領が9月から対中制裁完全を追加で発動することを発表したことです。
8月5日には中国の人民元相場が1ドル7.0元と元安に動くと、アメリカは中国を「為替操作国」と認定して批判。
両国の関係は悪化しているといえます。この不透明な状況が、テクニカルにどう影響してくるのか。
というところです。
明日8/21(水) 日本時間深夜3:00~FOMC議事録公表。
8/23(金)23:00~ ジャクソンホール会合でのアメリカパウエルFRB議長の発言。
このあたりがドル円相場を動かす今週注目されているファンダメンタルズイベントですので、現在揉み合っている相場状況に方向感が出る要因になるかもしれません。
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