こんな方におすすめ
- FX取引でオリジナルの手法を考えている方
- トレードでトレンドを根こそぎ取ってみる為にどういったところに着目すべきか知りたい方
- FX取引のトレンドの起点について、ルール決めに悩んでいる方
トレンドを根こそぎ取るという表現のタイトルですが、FXでトレンドを実践で利用していくうえでの一例としてご自身のFX手法に取り入れられる部分は参考にしてください。
トレンド(流行)はなぜ起こるのか?
世の中では毎年のように新しいトレンドが生まれては、廃れてを繰り返しており、ここ最近で最も分かりやすいトレンドはタピオカドリンクですよね。
今でこそ何処にでもあるタピオカドリンク店ですが、こうしたトレンドもある日突然起こるものではなく、小さなところから徐々に徐々に形成されます。
なので、トレンド発生を少し過去に遡れば「タピオカドリンクは流行るはず!」と最初の一歩を踏み出したパイオニアがいるんです。
そして、その一歩を踏み出した人が手応えをつかみ始めたら、次に新規とリピーターをがっちり確保するため資金を投資して新メニューなどを出していきます。
このように日進月歩で確実に大きくなるトレンドはある垣根を越えると、”タピオカ=美味しい、インスタ映え”なんていう錯覚に陥る人が増大してくるので、ここまでくれば長期トレンドのスタートです。
ですが、タピオカドリンクと言えど諸行無常。
いずれは衰退期が訪れ、トレンドは終わりを迎えることになります。
最近は一時期のブームよりだいぶ落ち着きが見られるので、タピオカドリンクのトレンドは何か再生的なことが起きない限り終わるを迎えると思います。
ざっくり説明をしましたがトレンドはこのような流れで、成長期➡︎成熟期➡︎衰退期➡︎再生期or新たなトレンドという感じになります。
この流れはFXにもかなり類似してる部分があり、今回解説していくのは新たなトレンドの掴み方です。
FXでトレンドを根こそぎ取る方法はあるのか?
新たなトレンドを掴むことが出来れば大きな利益を得れますが、どのようにしたらFXで根こそぎトレンドを持っていけるのか考えていきたいと思います。
まずはじめにチャート上でちゃんとしたトレンドは週足や日足、4時間足などで捉えることができます。
ですが、このような上位足をベースにトレードを始めるとトレンドの途中から入ることになり、FX取引をしてからその後もトレンドが続けば良いですが、続かないこともあります。
また、1本1本のローソク足が完成するまでにかなりの時間がかかるので、FXでのエントリーポイントも必然的に少なくなります。
この問題を解決するために見ていくのが、もっと時間の短い足で個人的には15分足がオススメです。
短い時間足は騙しが多く参考にならないなんて声も聞こえてきそうですが、それは上位足でも一緒です。
上位足の騙しが少ないのであれば、もっと世の中には勝ってるトレーダーがいてもおかしくないのに、人数が少ないのは根本的にトレンドの捉え方が間違っているからでしょう。
新たなトレンドの出始めを掴むのに大事になるのは、チャート上の小さな変化に気づくことなので、その為に必要なのは上位足を見ることではなく15分足を見てチャートの変化を捉えることが重要です。
15分足を見ながら、トレンドの変化を捉えることができたら最初は小さくスタートしていき、その後新たなトレンドが継続していくようであれば1時間足、4時間足と時間をずらしポジション数を増やしていくことで自然な買い増しが出来、トレンドを根こそぎ取ることができます。
時間足をずらしていくタイミングなどについては次回以降のステップ記事で解説します。
今回の記事は次の項目で15分足を見ながらのエントリーポイントを解説していきます。
いつがトレンドを根こそぎ取るエントリーのタイミング?
初めのエントリーのタイミングは15分足でEMA169と144を跨いだ時になります。
ここで気をつけてもらいたいのは今回の記事では新たなトレンドを取りに行く説明をしてるので、既存トレンドの確認を忘れずに行っておきます。
仮に下落トレンドを新たに狙うとしたら、既存の上昇トレンドを確認を4時間足のEMA169・144の上側で長期に渡って推移してることを見ます。
こちらはGBPUSDの上昇トレンドになりますが、これは分かりやすい上昇トレンドが出来ているおり、こういったトレンドが下降トレンドに変わる時を15分足で見つけていくという流れになります。
4時間足でちゃんとしたトレンドが続いた場合は15分足を見てもEMAの上を推移してることがほとんどです。
そして、トレンドが変わる場合は下位足から順番にEMAを跨いでいくことがほとんどなので、根こそぎトレンドを取るにはまず15分でEMAを跨いだら小さめにエントリーを行います。
画像で囲った箇所のように終値ベースで跨いだらエントリーの条件が整います。
小さめにエントリーする意味としてはトレンドは簡単に変わることはないので、15分足では様子見ポジションとしてトレードを開始するからです。
実際にGBPUSDも上昇トレンドの後はトレンド期間以上にレンジが続いており、トレンドが中々変わらずにいます。
このようにレンジが続くと15分足ではEMAの上で推移したり、下で推移したりすることもあるので、この辺の説明は次回以降実際にポジションを持ってる時に解説できたらと思います。
まずは4時間足でトレンドを見つけたら15分足に移り、EMAを跨いだらストップロスを必ず設けて様子見で小さめのエントリーをしてみてください。
まとめ
今回は、トレンドを根こそぎ取るステップ①【FXチャート分析】ということで解説しました。
トレンドを根こそぎ取るステップ①まとめ
- FXのトレンドをタピオカ流行になぞらえてみる。トレンド発生の少し前に最初の一歩を踏み出したパイオニアがいる。
- 大きなトレンドを週足・日足・4時間足で把握し、15分足でトレンドを掴むためのエントリーポイントを探る!
- 15分足チャートでローソク足がEMA169と144を跨いだ時に着目する!
今回のトレンドを根こそぎ取るステップはまた続きでパート2を考えてみます。
トレンドの初動を掴んで、理想のFX取引である損小利大を目指す参考にしてください。
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