ここ2週間のドル円の動きを相場から分析
前回相場分析を更新してから約2週間が経ち、108.500を超えてきたのですがそこからドル円相場は停滞状態が続いており、こうなるとFXはこの先の判断に迷いが生じてきます。
なので、Aになった場合はB、Cになった場合はDという形でルールを決めておくことがFXで利益を残すために大事になってきます。
相場でレンジの状態が続くのは、それだけこの付近のレートが強く意識され様子見をしてるトレーダーが多い、売り圧力と買い圧力が拮抗しているからだと思いますが、長く続いたレンジを抜けた時は比較的相場が大きく動くことが多いので注意しなければなりません。
また、これまで相場分析の記事でドル円は上がっていくことを予想して更新してきたのですが、今回もし下がるようであれば一度その予想はリセットしようと考えています。
ドル円相場はどちらに動いてもおかしくない
今後ドル円はどちらに動くのかトレードで大事になるのですが、正直どっちに動いてもおかしくない五分五分の状態です。
週足で引ける下落トレンドラインをほんの少しだけ超えて日足の上昇トレンドラインに乗ってきていますが、ブレーキ状態が続く相場に対して、我慢の限界がきて溜まっているロングポジションの決済が行われると下落してくることも考えられます。
そのため今は自信を持ってどっちに相場が動くと予想できないので、この後起こりうる災害に対しての備えをしておく必要があります。
ここで言う災害というのは相場が下落してくることを意味し、それに対しての備えは決済のポイントを設定しておくことです。
下落せずに相場が上がっていけば問題はないですが、ここでの下落は今後の相場に大きな意味をもたらすような気がするので、108.300でS/L(ストップロス)を設定しておきます。
ここで説明してるのは地震に対しての備えがあったほうが安心ということです。
下落に転じた場合は期待せず決済がオススメ
危惧していたように相場が下落してきた場合は、現在の含み益が減ることを意味しています。
FXにおいて、含み益が減ってきた時など気をつけて頂きたい心理状態があります。
これは損切り出来ない時と似通っていて、人はそれまであった含み益が減ってしまうとその含み益に戻ることを期待して決済できないことがあります。
参考
しかし、この行為は蟻地獄にハマるようなもので、さらに含み益を減らしかねない危険な判断です。
最悪の場合、マイナスに転じることもあるので相場の再上昇に期待せず決済をしましょう。
ここまで決済を推すのは、先ほど述べたように今のドル相場はどっちに動くか自信を持って分析できない状況のため、下落し始めた相場に含み益が戻ることを期待するのはトレンドと逆行した考えに陥っているので、分析をしながら利益を守っていくFXというフィールドから退場してるに等しいことです。
分析した上で保有するのと、含み益が戻ることを期待して保有するのは同じ保有でも全く意味が違うので気をつけてください。
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