こんな方におすすめ
- 他のトレーダーがFX取引時、損失時にどんなことを考えているか参考にしたい方
- 今後のUSDCHF(ドルフラン)の値動きに注目して、現在MT4チャート分析している方
今回のUSDCHF(ドルフラン)での取引はトレード情報を提供しているBANDでも配信を行い、途中までは完璧な流れでした。
しかし、結果は約75,000円の損失。
FXではどれだけ含み益があったとしても結果がすべての世界ですので、今回どうして、マイナストレードになってしまったのか振り返り、今後のトレードにつなげていきたいと思います。
このトレードのミスを是非参考にしてもらえたらと思います。
USDCHFエントリーまでのハイライト
USDCHFの相場状況は大まかに言うと、これから上昇トレンドを伸ばしていこうかぁ~という場面でした。
4時間足を見ると少しずつ買い注文が集まり、徐々にチャートは右肩上がりになりつつあり、これからも上昇を期待できるトレンドだったと思います。
このトレンドが追随期に入っていけば、100pips以上獲得できる可能性があると思った私は、今後上昇していく中でトレンドの反発されるポイントがないのか見ていくと30pipsほど上に少し目立った高値がありました。
この価格は0.97950です。
USDCHFは今後の上昇トレンドに期待が高まる場面!
レジスタンスラインとなりそうな箇所は30pips上にあり、ここを超えれば100pips以上狙えそうな展開!?なので、ここを大きく超えてきてほしいところじゃな!
下位足の動き方も要チェック!! pic.twitter.com/az9QwFmrZx— Exy-2 (@Exy_2_) April 24, 2020
ここがレジスタンスラインとして機能してくるかまでは分かりませんでしたが、高値として目立つ存在ではあったので、この付近で攻防が起きるかもしれない予想をしていました。
ただ、0.97950までは30pipsほど余裕があったので、仮にここで反発してしまったとしてもマイナスにはならずにトレードを終わらせることが出来るであろうとこの時は自分を過信していました。
そして、この後に1時間足、15分足と相場状況を確認して最終的に15分足の陽線の本数が連続して出現してきたタイミングでエントリーしました。
事前分析公開ブログはこちら
0.98000をこのまま100pips行くかと思いきや・・
エントリーしてから数時間はあまり価格変動が起きませんでしたが、少しずつ価格を上昇させ含み益を増やしていきました。
そして、4/24金曜日の夕方ごろから相場は大きく上昇を始めて獲得pipsは40ぐらいまで伸びてきて、分析時に目を付けていた0.97950の高値を10pips近く超えたので、このまま更に伸びて100pips以上獲得できると思いました。
しかし、そう簡単に狙ったpipsは取れるものではないですね。
更に上昇していく期待を裏切るかのように相場は反転を始めました。
ですが、博士も相場が一気に100pips獲得できるとはさすがに思ってなかったですし、相場が上下を繰り返しながらトレンドが大きなものになっていく認識がありました。
なので、逆指値の設定を建値まで移動するのではなく、-25pipsの位置に移動しました。
戻す可能性が高いと考えていた位置で反発!
出来ればそのままの勢いで超えて欲しかったところじゃが、本当の勝負はここからになったかな。https://t.co/QkayjLMwRr pic.twitter.com/JrrHYLluqh— Exy-2 (@Exy_2_) April 24, 2020
今回のトレードの反省点
先ほど逆指値を-25pipsの位置にずらしたと書きましたが、今回のトレードで起こした最大のミスジャッジはこの逆指値をずらしたことです。
これは何故かというと40pipsほど獲得した位置から-25pipsまで戻すということは、合計で65pips相場が動くことになります。
これだけ幅があれば、戻してきた相場も再反転して上がっていく可能性もあるかもしれませんが、ここまで戻した場合、相場で何か変化が起き、狙っていた100pipsは獲得出来ないかもしれないと分析し、リスクを避けるための方向転換を行いプランBの策を打つのが先決でした。
なので、この時は合計65pipsの幅を持たせるのではなく、建値まで逆指値をずらしトレードをトントンで終わらせる判断をすべきでした。
100pips以上狙うという想いがこのミスを引き起こしてしまいましたね。
この時の4時間足を見ると、危惧していた付近のローソク足は上ヒゲ長くなっているので、こういった部分からもリスク回避の行動を取ることが大事でしたね。
MT4チャートから見る今後のUSDCHFの相場観
今回のトレードは負けてしまいましたが、途中までの流れは良かったのでいい部分はそのままに、修正すべき箇所は修正して次のトレードに繋げていきたいと思います。
そして、最後に見ていくはまたしてもUSDCHFです。
やられたらやり返す!
これはロット数を過大にするとかではなく、しっかりと分析した上でトレードが出来ればの話です。
今の相場状況は気にしていた0.97950を超えたあたりから反転して、その時のローソク足の上ヒゲは長くなり、次は陰線をつけています。
そして、次の4時間足では戻してくるんですが、その次に再度陰線をつけて、せっかく1日以上かけて上げてきた相場が半日で振り出しに戻ってしまった状況です。
これを見ると私を含め、ロングでポジションを持っていたトレーダーは失望感が強くなり損切を執行し、売り注文が更に増えていく可能性が高くなってきた局面です。
相場の動き方も雷のような形になっており、上昇反転をしてもすぐにそれを超えるような下落となっている事から見ても今からロングを入れる気持ちにならないですね。
なので、来週からはショート目線で見ていきたいと思います。
まとめ
今回は先日BANDでも伝えたUSDCHFのFXトレードについて振り返ってみました。
USDCHFのトレードまとめ
- マイナストレードを振り返り、今後のFX取引に生かしていく
- やられたらやり返すをロット数でやるのではなく、分析をしてしっかり見極める
- 博士の相場観としてはUSDCHFは今後売り目線が増えていくという目線
損失を出した時は冷静にトレードをしていくのが難しかったり、今すぐ取り返したい気持ちになってしまいがち。
そのすぐ取り返したい気持ちをグッと我慢して、冷静にMT4でチャートを見て分析する。
そういうFXトレーダーとしての癖をつけていきたいですね。
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