こんな方におすすめ
- FX取引でトレンドに乗るためのコツを知りたい方
- FXで順張りトレードがうまくいかない初心者の方
FXでの順張りエントリーで大事なこと(初心者がトレンドの波に乗るために)について、トレンド相場がどんなものなのか概要なども含めて紹介していきます。
トレンド相場とは
トレンド相場とは一言で説明するとチャートが一定期間、一方的に上がり続けたり、下がり続けたりする相場のことです。
長期、中期、短期とトレーダーによって捉え方が異なるので、どのトレンドでトレードした方が良いというものなく、人によってトレードスタイルも様々なので、自分のトレードスタイルに合ったトレンド相場でトレードをしていくのがベストです。
トレンド相場で大事になるのはエントリーポイント
すべてのトレンドで波があるので、エントリーポイントを間違えてしまうとトレンド方向にエントリーしたにも関わらず負けてしまいます。
なので、今回はトレンド相場でエントリーする際、重要視していることを説明していきます。
尚今回チャートで説明するトレンドは4時間足をメインで捉えるので、デイトレ・スイングトレードなどをされてる方には得におすすめです。
今日はこの、直近のドル円4時間足のチャートを見ていきましょう。
FX取引では上から下まで根こそぎ取る必要はない
FXをしていれば、誰もが一度はトレンドの下から上まで取れたら、凄い利益になるのになぁ〜と考えたことがあると思います。
そして、こういった思考から「この相場下げ過ぎだから、そろそろ上がりそうだな」と考え、利益を期待してロングエントリーするも、相場は下げ続けて損失してしまったなんて経験をしたことがあるFXトレーダーはかなり多いのではないでしょうか。
ここで間違っているのは、2つ
- 新たなトレンドに期待すること。
《改善》➡︎トレンドに乗るためには、既存のトレンドを利用する。 - チャートから上がり過ぎ、下がり過ぎを自己判断すること。
《改善》➡︎自身で相場の上がり過ぎ、下がり過ぎは判断しない、個人投資家はマーケットメイカーではない。
このような相場の行方を自分の願望や思い込みによって考えてしまう思考は順張りではなく逆張りの考え方になり、大きな損失につながる恐れがあるので注意しましょう。
せっかく分析してきた相場も、ここで下がってくれたら嬉しいというような考え方でエントリーしてしまったら、それまでの過程が台無しなので、意味のあるエントリーを心がけると良いです。
FX取引でトレンドのどこを狙えばいいのか
FX取引において、狙うべきトレンドは基本的に追随期です。
追随期はトレンドが成熟していく場面のことで、ここで順張りしていくことが比較的リスクを抑えたエントリーになります。
追随期になるとエントリーし遅れたから、そろそろトレンドが変わってしまうのではないかと心配する人もいますが、そのような思考を持ち続けている限りはFXで安定して利益を出すことは難しいかもしれません。
トレンドは継続することを前提に考えましょう!
視覚的に惑わされてしまいそうな相場もありますが、相場で生き抜くためにはトレンドの途中からゆったりと飛び乗ることが大事です。
まあ、基本的にトレンドは継続するので、あまり心配せずにトレンドの途中からFX取引をしてみてください。
トレンド追随期の判断方法
では、トレンド相場の追随期をチャート上でどのように判断にしていくか解説していきましょう。
FXにおいて、追随期は主に2つに分けて確認していきます。
1.4時間足チャートでのトレンド確認
まず、ロングでのエントリーを狙いたいと考えた場合は、4時間足チャートで上昇トレンドを確認します。
ここでのトレンド判断はEMA12を基準にし、このEMAの上で相場推移していれば上昇トレンドの傾向あり、下で推移していれば下降トレンドの傾向があると判断します。
まだ、これだけでトレンドを断定してしまうと長期的なトレンドとは逆の可能性があるので、あくまで傾向ありという認識が大事です。
2.1時間足チャートでのトレンド確認
4時間足でトレンドの傾向が確認できたら、次に1時間足チャートでさらにトレンドを確認していきます。
1時間足では4時間足より長期間のEMA144と169を基準にして、これもまたEMAの上で相場推移していれば上昇トレンドの傾向あり、下で推移していれば下降トレンドの傾向があると判断します。
4時間足よりも長期間にしているのは、期間を長くすることでトレンドが成熟していて、追随期に入っている相場を選べるからです。
トレンドに15分足でエントリーしていく
ここまで分析できたら、あとは15分足を見ながらエントリーしていきます。
15分足で注目するのは、追随期の方向に売買需要が高まっていく場面です。
中期足でトレンドを確認していると、トレンド方向に常に相場は動いているように見えてしまう相場もありますが、短期足で改めて相場を見てみると相場はトレンド方向に動きながら、上下をに波を打ったりレンジの期間があったりとします。
なので、FXで取引する前にはこの辺りの細かいチャートの動きを必ず確認して、トレンド追随期の方向に注文の圧力が高まってきた場面でエントリーするようにします。
一旦下がったところでエントリーすれば、FXで大きな利幅を取れるなんて期待はしないでください。
FXにおけるトレードはなるべくリスクを抑えた方が良いので、チャートを分析してトレード方向に動いていく材料が多く集まり、反対方向に動く要因が少なくなってきた段階でエントリーすることが大切です。
まとめ
FXでの順張りエントリーで大事なこと(初心者がトレンドの波に乗るために)について紹介してきました。
FXでの順張りエントリーで大事なこと
- トレンド相場で順張りトレードをする時に大事なエントリーポイントでは、下から上までの利幅を欲張って狙わない。
- 今あるトレンドを利用すること。そして、チャートが上がりすぎ・下がりすぎと自分の思い込みで判断しないこと。
- トレンドは継続する。トレンド相場の追随期を狙い、リスクを抑えてトレードをする。
今回説明したのは、エドガーがFXをする時に順張りエントリーで参考にしているチャート分析方法の一例です。
この分析方法が自身に合うと合わない場合があります。
もし、良さそうだなぁ〜と思ったら参考にしてみてください。
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