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無料EAのナンピンマーチン全決済機能「ロボ追撃モード」の詳細

FX自動売買EA「Exy-2 Robo-Destroy」ロボ追撃モードについて
今日はExy-2FX研究所で人気急上昇中のロボデストロイEAに搭載されている「ロボ追撃モード」について説明シマス!
ロボ1号
ロボ1号
Exy-2博士
Exy-2博士
ロボ1号よ、自分の作ったEAだからといって、人気急上昇中とはよく言ったものじゃな笑。

こんな方におすすめ

  • Exy-2 Robo-Destroy(ロボデストロイ)をもっと使いこなしたい方
  • ロボ追撃モードって何?という方

人気の無料EA「Exy-2 Robo-Destroy」は以下のページからダウンロードが可能です。

ロボ追撃モードは、「ナンピン」+「マーチンゲール手法」+「全決済」を複合したロボデストロイEAの肝とも言える機能の1つです。

その名の通り「追撃」トレードをする機能デスネ!
ロボ1号
ロボ1号

ナンピン+マーチンゲール手法+全決済=ロボ追撃モード

ロボ追撃モードとは、簡単に言うとナンピン・マーチンゲールの機能と思ってください。

単純にナンピンとマーチンゲールをするだけでなく、ナンピンするpips幅(どれだけ予想と逆行したらナンピンするか)、回数の設定、マーチンゲールの倍率設定もできる機能です。

ナンピン?マーチンゲールって何?
ロボ2号
ロボ2号

ナンピンとはトレードした方向と相場が逆行した時に同じ方向に追加でトレードをすること

ナンピンとは株式の投資やFXで使われている売買手法の一つで、含み損、損失がでているポジションに対して、新しくポジションを保有する取引のことです。

ナンピンのメリットとしては、不利なトレード状況の中で同じ方向へのトレードの取得金額を平均化することができる=取引のコストを下げることができるということデスネ。
ロボ1号
ロボ1号

ナンピン取引の例

こちらがドル円で買いトレードをした時のナンピン取引の例です。※チャートはコロナショック時のものです。

ナンピンの例

①1ドル110円の時に買いポジション1ロットでエントリー。

②いったん上がった後、下がってきてしまったので108円になった時1ロットで買いエントリー。

③さらにどんどん下がって、106円で1ロットで買いエントリー。

④大きく窓を開けてしまった後、最後に104円の時に1ロットで買いエントリー

ここまで4回のトレードを合計で4ロット実施しています。この合計トレードは、1ドル107円の時に4ロットのトレードをしたことと同じになります。(平均)

⑤何とか持ち直して108円まで上がったところで全てのトレードを決済すると、4ロットで100pips分の利益になるという結果で終わります。

なるほどね~!負けず嫌いなど根性戦法だね。平均って考え方はちょっと理論的な気がするけど。
ロボ2号
ロボ2号
Exy-2博士
Exy-2博士
ナンピンは漢字で難平と書く。難(損失)を平均にすることから、難平(ナンピン)と言われるようになったようじゃな。これは、感情の赴くままに行うと非常に危険もはらんでいるが、計画性と資金管理次第では有効な戦法とも言えるんじゃ。

マーチンゲールとは勝率が1/2の場合に利用される、倍々にトレードをしていく戦略のこと

次にマーチンゲールについて説明します。

マーチンゲールは、マーチンなどと略して呼ばれることもありますが、元々はカジノのブラックジャックやバカラ、ルーレットなど勝率を約1/2にすることができる勝負の時に使われる手法と言われます。

マーチンゲール法は負けたら倍にベットすることで取り返す資金管理手法

おぉー!これは凄い♪倍々にかけていけば絶対に勝てるじゃん!マーチンゲール、マーチンゲール!
ロボ2号
ロボ2号
Exy-2博士
Exy-2博士
ばかもんが、浮かれるでない笑。確かに、勝てれば…な。ただし、これが10回、20回と負け続ける可能性もある。この完璧に見える方法の落とし穴はそこじゃ。

一見、無敵の戦法に見えますがこの方法の落とし穴は、負け続けると資金が底をつくことです。

倍々の凄さはそのパワーにあります。

マーチンゲールでの連続で負け続ける確率と累計損失

こちらは、最初の取引金額は1ドルとし、純粋に確率が二分の一(50%)の勝負でマーチンゲールを利用した時の、負け続ける確率と累計損失です。

勝率2分の1で連続で負け続ける確率と累計損失

うわぁぁぁぁ、20連敗した時の取引金額がものすごいことに…
ロボ2号
ロボ2号
Exy-2博士
Exy-2博士
そうなんじゃ、少なくとも並みの精神力では持たん。通常であればプレッシャーから判断力も低下する。9連敗ともなるとトータルでの確率は低いが、毎回の勝負の確率はあくまでも50%というところがまた辛いところじゃな。

これが、マーチンゲール法が諸刃であり禁断の手法と言われる由縁です。

今回のロボ追撃モードは、ある程度優位性のある初回トレードに対して、マーチンゲール法を機械的に組み込んで、制御できるようにした設定デス!
ロボ1号
ロボ1号

この、マーチンゲール法の特徴を知ったうえで、あえて毒を持って毒を制すことを考えたEAの仕組みということですね。

Exy-2博士
Exy-2博士
機械的に行うことで、メンタル崩壊による暴走は止められる。そして、リスク内在を受け入れて飼いならすということじゃな。

ロボ追撃モードの4つのEAパラメーター

それでは、そのロボ追撃モードの4つのEAパラメーターを紹介します。

Exy-2Robo-Destroyロボ追撃モードのEAパラメータ

ロボ追撃モードのEAパラメーター

  1. ロボ追撃モード 有効・無効機能:初期値=true(有効)
  2. 追撃ロット乗率:初期値=2.0(倍)
  3. 最大追撃回数:初期値=9(回)
  4. 追撃pips(追撃する間隔):初期値=20.0(pips)

このロボ追撃モードは4つの要素で構成されています。

ロボ追撃モード 有効・無効機能

その名の通り、ロボ追撃モードを有効にするかどうかの設定です。

有効(true)にした場合は、以下の追撃ロット乗率・最大追撃回数・追撃pipsがトレードに適用されます。

ロボ追撃モードを無効にした場合は純粋に条件が来たらトレードをする。というようなEAとしても利用することがデキマス。
ロボ1号
ロボ1号

ロボデストロイの大きな特徴とも言えるロボ追撃モードですが、無効にして別のEAとして利用するのも1つです。

追撃ロット乗率

追撃ロット乗率は、マーチンゲール法の考え方を応用したものです。

含み損を抱えているポジションがあり、のちに紹介する追撃pipsまでマイナスが増えていった際に、前回トレード時のロットにこの追撃ロット乗率を掛けた値が追撃時のロットになります。

初期値は2.0(倍)の設定にしていますが、緩やかに追撃したい場合などは1.3や1.5にすることも可能です。

例)2.0の場合初回:0.01ロット、追撃1:0.02ロット 追撃2:0.04ロット 追撃3:0.08ロット 追撃4:0.16ロット 追撃5:0.32ロット 追撃6:0.64ロット 追撃7:1.28ロット 追撃8:2.56ロット
(例)1.5の場合初回:0.01ロット、追撃1:0.01ロット 追撃2:0.02ロット 追撃3:0.03ロット 追撃4:0.05ロット 追撃5:0.07ロット 追撃6:0.11ロット 追撃7:0.17ロット 追撃8:0.25ロット ※小数点第3位は切り捨て

後の追撃pips、最大追撃回数とのバランス。決済パラメーターである、全決済などとも関わってくる項目になっています。

倍率を変えられることでリスクとリターンのバランス調整ができる仕様デス。全決済についてはこちらの記事を参考にしてクダサイ!
ロボ1号
ロボ1号

最大追撃回数

最大追撃回数は初期のトレードも含めた何回まで追撃するかの設定です。(9の場合は、初期のトレード+8回の追撃)初期値は9です。)

売りポジションと買いポジションそれぞれ独立します。相場状況的に、初期設定で利用する際売りも買いも9ポジションずつ持つことはないと思います。

極稀に多少の両建てになってしまうタイミングはありますが、基本的には持ちっぱなしで長期化することはない想定デス。数年間のバックテスト上も問題アリマセン。
ロボ1号
ロボ1号
Exy-2博士
Exy-2博士
最大同時買いエントリー数、最大同時売りエントリー数というパラメータもあるが、最大追撃回数と同値にするのがよさそうじゃな。

この追撃回数は、初期ロットや追撃ロット乗率と大きく関係します。

設定によっては5・6回で証拠金維持率が持たなくなり、強制ロスカット。という結果にもなりますので、設定の際は注意して下さい。

追撃pips

初期のトレードから相場が逆行した時に追撃する条件です。

ナンピン(難平)をする幅と考えてください。

単位はpipsで、初期値は20.0です。※広げる、狭める場合、全決済条件も組み合わせて調整をおすすめします。

追撃pipsの例のチャート、難平

こちらは追撃pipsの例です。

初回トレードで上向きエントリーの条件が整った段階でエントリー。

その後相場は逆行を続けてしまったため、同じ方向にナンピンする形でエントリーを続ける。というところです。

ロットを変化させることによって、少しの戻しでもすべてを決済してプラスに持っていきやすくしているということデス。
ロボ1号
ロボ1号
Exy-2博士
Exy-2博士
リスクは高まるが、反面少しの戻しが発生することでトータルでプラスに持ち込むことが出来る。理論的には有効とも言えるのぅ。

無料EAのナンピンマーチン設定「ロボ追撃モード」 まとめ

今回はExy-2 Robo-Destroyに搭載しているナンピンマーチンゲールと全決済を複合したロボ追撃モードについて紹介しました。

ロボ追撃モードまとめ

  • ロボ追撃モードはON/OFFが可能!EAのカスタマイズ性の1つ。
  • ナンピンとマーチゲールというリスクを伴う手法を採用している。
  • 追撃ロット乗率、最大追撃回数、追撃pips(追撃する間隔)を調整できる。
  • 自分好みのリスク・リターンにすることで、荒波設定・手堅い設定など自分だけのオリジナルEAとして利用可能!

初期のトレード条件はシンプルですが、リスク度合いが選択できるということは1つの武器です。

ナンピンもマーチンゲールも、自分の感情を乗せて行うと失敗しがちで、痛い目に合ったことがある方は多いはずデス。しかし、自動で行ってくれる強みもあるので、その匙加減を是非実感してほしいデスネ。
ロボ1号
ロボ1号
ロボデストロイのお試し企画で、FXトレーダーの皆さんにアンケートやレビューもしてもらっている。より良い改良も今後考えているので今後さらに化けるEAになるかもしれんのう。
ロボ2号
ロボ2号

Robo-Destroyのバックテスト結果やフォワードテスト。パラメータ詳細やダウンロードのページはこちらです。

その他機能についての説明の記事もありますので、是非読んでEAを活用してください。

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exy-2 博士

2014年からFXを開始。スキャルピングやデイトレードでの裁量取引から始めたが、なかなか思い通りに結果を出すことが出来ず苦戦。スイングトレードが自分に合っていると知る。 その中でEAでの自動売買とも出会う。様々なEAを利用する中で自分のロジックを形にしたいと考え、MT4やMQL4を学び、今もなおFXトレードと合わせて研究中。 自分の開発したEAで、多くの人に利益を出してもらいたいという夢と、FXを始めた頃の自分のようなトレーダーの方にブログを通して有益な情報を発信したいと思い、2019年にExy-2博士のブログを開設。

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