こんな方におすすめ
- 2019年11月12日現在のドル円チャート分析の参考を探している方
- FXチャート分析の勉強をしている初心者FXトレーダーの方
- ポンドドルのFXチャート分析も気になっている方
ドル円のチャートは中々動いてくれない
FXチャート分析の記事は久々の更新になりますが、ドル円のチャートがあまり動いていないので特に書くことがないですねww
一時的にチャートはトレンドを作りそうな動きをするのですが、決定打となるような価格の動き方の継続や経済的な要因がないので、チャートに偏りが出来ず、トレンドを形成するまでには至らない状況が続いています。
そういうことじゃな。最近のドル円は上昇目線が強いものの上値も重く、前回2019年10月のドル円チャート分析記事でも書いたが、どちらに動いてもおかしくない相場状況じゃ。
ドル円相場の直近のキーポイントは4時間足チャートで見た安値と高値!?
このように動かない相場・チャートは特に見る必要がないと思いますが、いずれはトレンドを形成することを前提にドル円チャート上でキーポイントなる部分を説明しておきます。
ただし、今回の解説はあくまでチャート分析からトレンド初期段階のサインとなる可能性を示すものであり、エントリーポイントではないので注意してください。
この動きからドル円チャートでは下降トレンドの可能性と上昇トレンドの可能性があると思いましたが、どちらもトレンド形成は至らないフェイクで終わって終わってしまいました。
この時点で、ちょっと今のドル円にトレンドの発生を期待をするのはやめた方がいいと考えました。
ただ、先ほども述べたようにいずれ上昇トレンドか下落トレンドができることを前提に直近のキーポイントとなる箇所をチェックしていきたいと思います。
ドル円チャートでトレンド発生のポイントなるのは2つの赤丸で囲った、チャートの直近安値と直近高値です。
これをどちらに割るのかは、ハッキリ言ってわからないのでチャートが事実の軌跡をたどるまでは待ちましょう。
そして、この値を超えたからといってその後チャートにトレンドができていくわけではないので、とりあえず1つの材料としての判断にとどめてください。
ポンドドル(GBPUSD)のFXチャート分析【番外編】
ドル円のチャートは長期トレンドのサインが出るまで、つまらない動きが続くので別の通貨ペアのチャートを分析していきたいと思います。
今回はGBPUSD(ポンドドル)です。
ポンドドルの日足チャートを見ると売買が拮抗しているのがわかる
上画像のMT4チャートは日足のチャートです。
赤いラインで示したように現在のポンドドル相場は売買が拮抗しており、ボリンジャーバンドも狭まってきてることからチャートはレンジの状態が続いていることがわかり、もうじき大きな動きがあるかもしれません。
ポンドドル4時間足チャートで直近の値動きを確認する
では、どちらに大きく動くのかチャート分析をしていきます。
こちらは4時間足になりますが、まず赤矢印を引く前のチャートはハイペースでの上昇が続きました。これに関してはイギリスのブレグジット(EU離脱問題)の件が要因とみて間違いないと思います。
その後、チャートの動きは鈍くなり、緩やかではありますが下落が続いています。
特にポンドドルのチャート上で注目してもらいたいのは、赤矢印方向に高値を更新せずに下落をしていることです。
日足ではレンジような、三角保ち合いのような状態となり力を溜めてることから、今後ポンドドル値動きには大きな動きがあることを予想でき、4時間足のチャートではこのように高値を更新できずに推移してることから、この先下落トレンドに大きく動く可能性が少し高いのではないかと推測できます。
ポンドドル1時間足では一旦大きく上昇を見せるも売り圧力の強さが目立つ
最後に1時間足を見ていくと、ここ数日はEMA(指数平滑移動平均線)の下側でチャートは推移していましたが、一昨日大きな動きがあり一旦上側に戻り、そして、また下側に戻っています。
このことからやはり最近はポンドドルの売り圧力がジワジワとチャートを占領してきており、今後大きく下落していくように思うのでショートでエントリーするのは面白いですね。
テイクプロフィット(利確)はとりあえず保留です。
GBP(ポンド)系の通貨ペアは動きが大きいので、もう少しストップロスの幅を広げたいとこですが、まだ下落トレンドになりかけの状態なので、ストップロスはこの程度にしておくのがオススメです。
ぜひポンドドル(GBPUSD)のチャートをチェックしてる方は参考にしてみてください。
まとめ
【FXチャート分析】ドル円は方向性のないつまらない相場、ポンドドルにも注目ということで解説しました。
2019年11月12日チャート分析 まとめ
- ドル円のチャートはどちらに動いてもおかしくない。直近のキーポイントは4時間足チャートで見た高値と安値。
- ポンドドルはチャートから、売買が拮抗していて力が溜まっている。相場が大きく動く前の前兆と言える。
- チャートの日足、4時間足、1時間足と見た中で下落トレンドに行く可能性が少し高く見える。FX取引をする場合はストップロスは少なめに設定することを推奨。
FXチャート分析は、自分自身でも実際にチャートを開き手を動かして思考しシナリオを立てることで相場観が向上していくものです。
本記事をチャート分析やFX取引の参考にしてもらえればと思います。
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