




2020年に毎月公開していた運用実績の報告12本を、1枚にまとめ直したものです。数字はすべてデモ口座での検証結果で、売上や実際の口座の損益ではありません。各月の数字は当時の報告の表から転記し、「単純合計」の行だけを足し算で加えています。元の報告にあった表記の誤り(8月の成長率のカンマ表記など)は、直した箇所を注記して残しています。
Exy-2 FX研究所では、2020年の1年間、EAの稼働状況を毎月まとめて公開していました。このページは、その12か月分の記録を1枚にまとめ直したものです。数字は当時の月次報告に書かれていたものをそのまま使っています。報告の元になっていたのは、myfxbook上のフォワードテストの結果です(各EAは基本的に初期設定のまま稼働)。
2020年の月次報告に登場するEAは、Exy-2 first/second/third/forth、スキャルピング型の5/6/7(fifth・sixth・seventhの同時稼働)、そして6月から加わったRobo-Destroyです。年の初めに載っていたのは first・second・third・5/6/7 の4系統で、forth は1月の時点でシステム停止中でした。
月ごとの損益は、EAによっても月によっても大きく振れています。3月は first・second・5/6/7 がそれぞれ -327,574円・-301,527円・-423,172円となり、4月は first が +250,890円、third が +183,930円でした。11月は first が +382,761円、12月は first・second・third・forth・5/6/7 のすべてがマイナスです。同じEAの中でも、プラスの月とマイナスの月が入れ替わっています。
この年に起きたこととして報告に書かれているのは、3月のコロナ禍による相場の変動、6月のRobo-Destroy稼働開始、10月のforth再稼働(パラメータ再調整)、そしてRobo-Destroyを使ったデモ口座企画の実施です。以下に、一覧表、その年の出来事、月ごとの記録を順に載せます。
※このページは、2020年に毎月公開していた運用実績の報告を1枚にまとめ直したものです。数字はいずれも当時の報告に載せたままで、こちらで計算し直してはいません。EAの検証として記録しているもので、投資の勧誘や助言ではありません。
2020年の月次損益一覧
各月の損益(円)です。「―」はそのEAがまだ稼働前だった月、「停止中」はシステム停止中(または一旦停止中)と報告されていた月を指します。最下段の「単純合計」は、表の各月の数字を足しただけの参考値で、元の報告に書かれた数字ではありません。
| 月 | Exy-2 first | Exy-2 second | Exy-2 third | Exy-2 forth | Exy-2 5/6/7 | Exy-2 Robo-Destroy |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | +37,320円 | −66,147円 | +7,603円 | 停止中 | +82,773円 | ― |
| 2月 | +38,044円 | +7,659円 | +56,502円 | 停止中 | −96,616円 | ― |
| 3月 | −327,574円 | −301,527円 | +34,337円 | 停止中 | −423,172円 | ― |
| 4月 | +250,890円 | −146,702円 | +183,930円 | 停止中 | +67,968円 | ― |
| 5月 | +37,593円 | −7,901円 | +20,873円 | 停止中 | +49,922円 | ― |
| 6月 | −184,155円 | +19,236円 | +117,234円 | 停止中 | −147,454円 | +56,613円 |
| 7月 | +5,082円 | −53,131円 | +7,811円 | 停止中 | −52,634円 | +78,374円 |
| 8月 | −21,544円 | −147,542円 | −62,880円 | 停止中 | +94,880円 | +83,995円 |
| 9月 | +10,300円 | +1,175円 | +180,479円 | 停止中 | +55,661円 | +78,222円 |
| 10月 | −134,495円 | +7,319円 | +208,980円 | −36,140円 | −4,809円 | +55,850円 |
| 11月 | +382,761円 | −53,282円 | −176,703円 | +31,671円 | −42,445円 | +56,910円 |
| 12月 | −268,203円 | −76,060円 | −282,372円 | −81,261円 | −31,592円 | +83,874円 |
| 単純合計 (各月の数字を足したもの) | −173,981円 | −816,903円 | +295,794円 | −85,730円 | −447,518円 | +493,838円 |
※forth は10月12日から、Robo-Destroy は6月11日から稼働しているため、合計の対象月数がほかのEAと異なります。
※5/6/7 は2019年12月10日から稼働しており、fifth・sixth・seventh の同時稼働分をまとめた数字です。
2020年に起きたこと
- 1月:Exy-2 forth が、ポンドの大きな値動きの影響で調子が上がらず、システム停止中となっていました。
- 2月:新しく公開したスキャルピングEAが相場に捕まり、5/6/7がマイナスとなりました。
- 3月:コロナ禍の相場で、first・second・5/6/7が大きく下げました。
- 5月:second は年初から調子を落としており、見直しや改良が必要かもしれないと報告されています。新しいEAの開発を進める方針も書かれています。
- 6月:Robo-Destroy が6月11日から加わりました。
- 8月:月末のジャクソンホール会議などで、EURUSDが上下に200pips近く急変動したと報告されています。ハイリスクハイリターンに変更していたBarusuは、この動きの影響を受けたと書かれています(Robo-Destroy自体は問題なく推移したとされています)。
- 9月:稼働していた全EAがプラスの月になりました。
- 10月:forth がパラメータを再調整して、10月12日から稼働を再開しました。10月にはRobo-Destroyを使った、初のデモ口座企画も行われています。参加者へのアンケートとレビュー記事の予定も書かれていました。
- 12月:従来型のEAはすべてマイナスでした。second は年間を通して調子が上がらず、見直し・調整中と報告されています。
月ごとの記録
各月の「成長率」は、報告に書かれていた「月間成長率(現在の金額÷月初金額)」の数字です。
1月
first は +37,320円(3.7%)、second は -66,147円(-6.3%)、third は +7,603円(0.69%)、5/6/7 は +82,773円(8.06%)でした。forth は停止中です。報告では、second は大きく下げていますが、しばらく様子を見るとされていました。
2月
first は +38,044円(3.64%)、second は +7,659円(0.78%)、third は +56,502円(5.09%)で、3つがプラスでした。5/6/7 は -96,616円(-8.7%)です。報告には、新しく公開したスキャルピング型が相場に捕まったと書かれています。
3月
first は -327,574円(-30.22%)、second は -301,527円(-30.42%)、5/6/7 は -423,172円(-41.75%)でした。third は +34,337円(2.94%)です。この月は「コロナに踊らされた相場」と報告されています。
4月
first は +250,890円(33.17%)、third は +183,930円(15.31%)、5/6/7 は +67,968円(11.51%)でした。second は -146,702円(-21.27%)です。報告には、first・second・third は幅の広いレンジをあまり得意としないと書かれています。
5月
first は +37,593円(3.73%)、third は +20,873円(1.51%)、5/6/7 は +49,922円(7.58%)、second は -7,901円(-1.45%)でした。報告では「全体を通して微増」とされています。
6月
Robo-Destroy が6月11日から稼働を始め、+56,613円(5.66%)でした。third は +117,234円(8.34%)、second は +19,236円(3.59%)です。一方、first は -184,155円(-17.63%)、5/6/7 は -147,454円(-20.82%)でした。
7月
この月からトータル損益の列が表に加わっています。first は +5,082円(0.59%)、third は +7,811円(0.51%)、Robo-Destroy は +78,374円(7.42%)でした。second は -53,131円(-9.58%)、5/6/7 は -52,634円(-9.38%)です。報告には、EURUSDが大きく上昇した月と書かれています。
8月
5/6/7 は +94,880円(18.67%)、Robo-Destroy は +83,995円(7.4%)でした。first は -21,544円、second は -147,542円(-29.43%)、third は -62,880円(-4.41%)です。first の成長率は報告上 -24.89% となっています(表の注記を参照)。
9月
稼働中の全EAがプラスでした。first は +10,300円(1.58%)、second は +1,175円(0.33%)、third は +180,479円(12.29%)、5/6/7 は +55,661円(9.23%)、Robo-Destroy は +78,222円(6.42%)です。forth は一旦停止中でした。
10月
forth が10月12日から再稼働し、-36,140円(-3.61%)でした。first は -134,495円(-20.86%)、5/6/7 は -4,809円(-0.73%)です。second は +7,319円(2.06%)、third は +208,980円(12.67%)、Robo-Destroy は +55,850円(4.31%)でした。
11月
first は +382,761円(72.76%)、forth は +31,671円(3.29%)、Robo-Destroy は +56,910円(4.21%)でした。second は -53,282円(-14.71%)、third は -176,703円(-9.51%)、5/6/7 は -42,445円(-6.49%)です。報告では、12月・1月は相場が大きく動くことが多いものの、公開しているEAは停止せずそのまま動かす予定とされています。
12月
Robo-Destroy は +83,874円(5.95%)でした。first は -268,203円(-29.51%)、second は -76,060円(-24.61%)、third は -282,372円(-16.8%)、forth は -81,261円(-8.16%)、5/6/7 は -31,592円(-5.17%)です。報告には、first〜seventh は移動平均線とローソク足の乖離をベースにしており、乖離の激しい上下動の相場とは相性が悪いと書かれています。
いま稼働しているEAを見る
2020年当時のEAはその後、改良版や新しいEAに置き換わっています。現在公開しているEAと配布ページは 無料EA一覧 にまとめています。
このページは、投資の助言を目的としたものではありません。記載の数字は過去の稼働記録であり、今後の結果を示すものではありません。私は開発者であり、投資アドバイザーではありません。

2014年からFXの世界に飛び込み、感情に左右されるトレードの難しさに直面。ITエンジニアとしての経験を武器に、「いかにシステムの力でメンタルと資金管理を安定させるか」をテーマにツール開発を始めました。
MQL4(MT4言語)は独学であり、決して「神業的なコードを書くプログラマー」ではありません。しかし、独学だからこそ、初心者や個人トレーダーがどこで躓き、どんなツールがあれば救われるのかを誰よりも理解している自負があります。
「かつての自分と同じように、感情や管理の難しさで悩むトレーダーが、システムの力を借りて一歩先へ進めるように」
そんな想いで、日々ツールの改良と相場分析に励んでいます。
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